溜まったお洗濯物を干して、 部屋の掃除も終わらせて、 開け放たれたベランダ側の窓からは 暖かな日差しと 柔らかい春風が部屋に差し込んでいた。 大輔くんはソファに座って 何やら難しそうな医学書のようなものを読んでいる。 私はその隣に座って ずっと録画を溜めていたドラマを 大輔くんの邪魔にならないくらいの音量で見ていた。 なんとものんびりした、 とっても平和な休日。