でも、お母さんは私の隣で泣いている。 「美穂さん、本当にそれでいいんですか?」 「はい...」 「では、腫瘍の進行を遅らせる薬だけ出しておきます。また、二週間後に検査に来てください。」 「はい..分かりました。」 そう言って私とお母さんは部屋を出た。 お母さんはまだ泣いている。