幸せにしてあげたい





「お母さん、もう寝るね。」



「そう。病人だもんね。おやすみ。」




「おやすみ!」





そう言うと私は階段を二階の自分の部屋へ上っていく。



そして自分の部屋に入るとすぐにベッドに横になった。



今はまだ8時30分。いつもなら塾にいる時間。



こんな時間に寝るなんて何年ぶりだろう...



やなも塾にいる。メールしとこっかな。