特に夜、寝るときが一番怖い。



目を閉じたらこのまま死んでしまうんじゃないか、と思うと寝れない。



でも、朝、起きた時が一番安心して気持ちが落ち着く。



今日も生きられてる。そう感じられる。



生きていることが、こんなに嬉しいなんて思ったことはない。



その生きているうちに、残りの手紙も書く。


いくら気分が悪くても書かないと...





気分が悪いということは、死が近づいているということ。



そう思いながら便せんを取り出して、また手紙を書き進める。