ボーッとして窓の外の澄み渡った青い空を眺めていると、眠くなってくる。


うとうととしてしまう。



コンコン...



う、う〜〜ん...



コンコン...



う、う〜〜ん...



「美穂ちゃ〜ん、いる〜?」



あっ、やばい、誰か来てるし...



「いるよ〜、どうぞ〜。」





「えっ、明日香ちゃん?」



ドアを開けて入ってきたのは制服を着た明日香ちゃん...



「そうだよ〜!久しぶり〜!」



「来てくれたの?」



「うん。だって私が退院した時、美穂ちゃんいなかったから...お見舞いに行こうと思って...」



「ありがとう〜!...ねえ、今夏休みだよね?」