「……っふざけんな…」

俺は思いっきり女を吹き飛ばした

反射みたいなもんなので当然手加減などしていない

小柄な女の体はバカみたいに吹き飛んだ

「……」

女に一瞥くれると、俺は無言で屋上を出た

「………ありえない」

とてもじゃないが午後の授業に出る気にはならない

「……………」

俺はサボり場所として最近のお気に入りな4階の空き教室に向かった