青い空 恋の色

ー放課後ー

「ちーかちゃん!一緒に帰ろ!」

何が千佳ちゃんだよ!
てか何で下の名前まで知ってんだよ!


「放っといて良いのー?」

「うるせ!」

思いっきり梨木に怒って、俺は教室を出た。

もちろんあの2人を引き剥がすためだ。


あのナルシスト野郎……モデルだかなんだか知らねぇが、千佳にベタベタしやがって!


「おい!」

千佳にくっついていた川本を引き剥がした。


「あ、君同じクラスの……鳥崎君?」

「島崎だ!ていうか千佳にベタベタ引っ付くな!」

「えぇー何でー?良いじゃん別にー。あ、君もしかして千佳ちゃんの彼氏ー?」

それならどんだけ良いか。


「別にそういうわけじゃねぇけど」

「じゃあ良いじゃん。行こ千佳ちゃん」

「あ、おい!」

ナルシスト野郎は千佳の手を掴み、歩いて行った。

「あ、じゃ、じゃあね蓮斗~」

「……おう」

俺だって掴んだ事ねぇのに。