スキトオル

(きっと来てくれるんだろうな。)

直感的にそう思った。


「ありがと、ハイネ。」

「じゃあ、俺もう用ないし帰るわ。」

「あ、待って!」

「なんだよ。」

「1年後にお迎えってどうゆうことなの?」

「まぁ悪魔で目安だけどな。約1年後に神様の使いが来て、転生に導いてくれる。勿論、生前とか、今の記憶は消えちまうけどな。」

「ハイネのことも?」

「ああ。」

「そっか…寂しいな…」

「…まだ1年ある。お前はまだやれる事があるんじゃないか。」

「やれること?」

「あぁ。だから、転生するまでこうして俺らはこの世を動き回ることが出来るのかもしれねーな。」

「やれること…。私、生前の記憶が知りたい。」