桜木くんはまた女子と楽しそうに話し始めた



「莉緒ちゃん…私、言うよ。」



「柚は頑張ったよ。もう、いいんだよ」



私達は、再び屋上に来た



「告白してきたのは、桜木くんなのに…」



「いいよ。柚泣きな?」



私は莉緒ちゃんの胸に飛び込んで泣いた



「うわぁぁん…」



どんなに泣いても涙は枯れなかった