水泳が終わって休み時間、教室には生徒達が戻ってきていた。




教室の中へ入った途端、その殆どの生徒から注目される。




(うわぁ、気まずいし恥ずかしいし……目立つの嫌なのに……)




それに……




「涼花」




一番気になっていた人、相沢さんは思っていたとおり話し掛けてきた。




自分の席につきながら、私は心臓をばっくんばっくんと鳴らしながら言う。




これから何をされるのか恐ろしくて、冷や汗までかいている……。





「どうしたの……?」


「お前……」





ガッと両肩を強く掴まれる。





痛い。まじ痛い。骨折られる。






と、思ったのに……





「ごめん!頭大丈夫だった!?軽く頭突きしたつもりが、涼花気絶しちゃうんだもーん!本当にごめん!」


「えっ……?」





相沢さんの言葉に拍子抜けした。