翌朝…

とりあえず、私は朝イチで昨日の女子生徒の所へ行った。

何故だか、その子に同情された…
それって、昨日のヤツとの口論は、私の“負け”って事で話が広まっているからだろうか…


そして私の願いは虚しく、悲惨な日々が始まったのだった。


いつもと同じ時間に始まる、黄色い悲鳴は、今日に限って、何故か隣の教室に吸い込まれない…


むしろ、近付いてくる…!?


『おっす!』

「げっ!!」

気付いたら、そこには天敵=葉山 聖の必殺スマイルがあった。