もう夏来はおなかいっぱいのようで、カバンからだしたくまで遊び始めた。
そして、その余りをゆっくり季蛍が食べる。
それを見ているうちに、気づいたら俺の皿にブロッコリーが二つ。
「………?」
不思議に思いながら食べる。
夏来はほんとくま好きだなぁ、なんて思いながら。
もう胴体から綿が出てる。
そして、ふとお皿をみると、
カリフラワーが二つ。
「………あ、愛優」
横をみると、知らんぷりした顔でハンバーグを食べ続ける愛優。
だから俺もそのカリフラワーを愛優のお皿にバレないように置く。
そしたら愛優もまたカリフラワーを俺の皿に。
「食べろって。好き嫌いダメだよ」
「パパだってキノコ残してるじゃん!」
「パパはいーの。」
「なんで!」
と、バカみたいな親子のやりとりを挟んで、例の夏来のクマの顔が飛んできた。
「なつッ。物投げちゃだめでしょ。」
と季蛍。
「…うぅあ!くましゃんの顔がぱぁぱになったぁ」
その言葉に、また愛優と季蛍が吹き出す。


