部屋でゴロゴロしていたわたしは、ゆらちゃんに誘われて、遊ぶことになった。 そして待ち合わせ場所に着いたわたしは、まだ来ていないゆらちゃんを一人ボーッと待っている状態。 「琉羽ー!お待たせ!」 そこへ、息を切らしたゆらちゃんがやって来て、軽く微笑んでみせた。 「わたしも今来たところだよ」 私服だと、ゆらちゃんは高校1年生に見えないくらい大人っぽく見える。 スタイルもいいし、本当に綺麗だってことを実感する。 それに対して、わたしは子どもっぽいからよく姉妹に間違われることもあった。