【里愛の家in里愛の部屋】
《里愛SIDE》

めんどくさい。
その言葉しか、でてこない。

お父様ともあの日以来喋れなくなった。

プルルルー
里愛「もしもし。」

母「里愛ちゃん?お願いがあるんだけど。」

里愛「なんでしょうか?」

母「お見合いしてほしいの。家のために。」

里愛「嫌です。」

私はすぐに携帯をきった。

お母様は、また、私に傷を負わせたいのかな?

なんで、こんな家に生まれてきたんだろう。