君にキスができるまで。






「な、なに急に!?」


「そんな驚かなくても」


「お、驚いてなんか……! あ! てかさ、もう5限はじまっちゃうんじゃない?」



明らかに様子が変わったみさちゃんに気づきながらも、俺も時計へ目をやる。


……なんだ。



「まだ10分もあるじゃん」


「予習とかないの!? わたしのために時間つぶさなくていいから! ね?」


「みさちゃんはなんでそんなに俺を帰したがってるのー?」



そう聞いてみると、ハッと目を見開くみさちゃん。


なにか言いたげに口を開いたかと思うと、またうどんに口をつけた。



あ、わかった。