君にキスができるまで。






「うん! ありがとう!」



パアッと顔を輝かせるみさちゃんに、俺はテーブルにうつぶせるしかなかった。



付き合ったら、みさちゃんの笑顔に免疫がつくもんだと思ってた。


なのに、付き合ってから俺に向けてくれる笑顔は柔らかくてかわいくて、付き合う前よりドキッとしてしまう。



「あ! 呼ばれたみたい! 取りに行こっ」


「……おう」



なんかもう……みさちゃんがかわいすぎてつらい。


倦怠期とか来る気がしねぇよ。



なんて思いながら、俺は冷やし中華を受け取り、みさちゃんは肉うどんを受け取る。