君にキスができるまで。






さっきからちょいちょいしてくる上目遣いやめてくんねぇかな!


かわいいけど。 すっげぇかわいいけど!



「わたし、猫舌なの……だから、食べるの遅いと思うんだ。 ごめんね?」


「…………」


「佐久間くん? どうしたの……?」



片手で顔を隠す俺を不思議そうに見てくるみさちゃん。



だって、猫舌って。


かわいすぎるだろ!



付き合ってからは減ったけど、みさちゃんのつんとした態度はどことなく懐かない猫に似てる。


そんなみさちゃんが、猫舌って……。



「……いいよ。 ゆっくり食べて」