君にキスができるまで。






その横顔に、見とれる。


ほんとかっこいいなぁ。 わたしが彼女だなんて夢みたい。



「なにもされてない?」


「うん、大丈夫だよ。 佐久間くんがすぐに来てくれたから」



体を離して、ふたり向き合う。


抱きしめられていると距離はもちろん近いけど、向き合うのも微妙な近さでドキドキする。



「よかった〜。 みさちゃんになんかあったら俺、ショックで死ぬ」


「えっ!? 死なないでよ!」



わたしは意外と強いんだから。


好き嫌いも少ないし!



「みさちゃんあわてすぎ。 かわい〜」


「っ、か……!」