背中に鋭い視線が刺さる。 い、いたたまれない……! 「俺の方がぞっこんなの。 みさちゃんとの時間、邪魔すんなよ」 「あ、秋く……っ」 「名前で呼ぶな。 つーか、邪魔だからいますぐどっか行って」 佐久間くんがキツい口調でそう言うと、先輩方は言葉に詰まったようで。 すぐに足音が遠ざかっていく。 よ、よかった……! 安心して、ふにゃっと体の力が抜ける。 「っ、みさちゃん! 大丈夫か?」 「あ、ごめんね。 ちょっとホッとして」 佐久間くんを見上げてそう言うと、彼は頬を赤くしてそっぽを向いた。