君にキスができるまで。






顔赤らめて、それはヤバい。


理性なんてかんたんに崩壊する。



「みさちゃん……」



ここは廊下。


部活動に励む生徒が多くて、俺たち以外、だれもいない。



だれもいない廊下。



……いま、すごくみさちゃんにキスしたい。



「え……っ、ちちち近いよ……!」


「うん。 だって、近づいてるし」



俺とみさちゃんの距離、わずか15センチ。


キス、できてしまう。



「や、やめて……っ」



キスできないのは惜しい。


……だけど、もっといいこと思いついた。



みさちゃんの耳もとに唇を寄せて、もったいぶるように口を開く。