「はぁ…教師失格だわ。 "安住馨"さんだよ、1-Aの全員にイジメられて人間不信になったんだよ? アンタもイジメに加わってたわけ」




ニーヤはターゲットに軽蔑の眼差しを向けてながら近づく。




「アンタさぁ、"36人のクラスメート"って言ったよね。 37じゃなかったの? ……いいや、私がイジメられてたのを見て見ぬ振りしてたもんね。




……さようなら」




ニーヤはターゲットの首を魔法を使わずに手で引きちぎった。




返り血を身体中に浴びるニーヤ。




飛び散った血は広範囲に広まり俺の身体にも飛び散った。




一瞬、ニーヤの表情が悲しげに歪んだが直ぐに戻り、




「帰ろっか」




笑顔のまま屋上から飛び降りた。




その後を追いかけた。




side end.