教卓の上に座り足み、
「実は木場琥珀って"偽名"なの。
本当はニーヤ・トパーズって名前なの」
人差し指で人数を数え眉を寄せる。
「人数が一人足りない。 まいっか、見つけ次第始末するし」
パチンッ
ブシャッ
「うわぁあっ!!」
「きゃあああっ!!」
ドア付近に立っていた男子生徒が血塗れになって倒れていた。
「さぁ…皆はどんな殺害方法が好み? 刺殺、絞殺、銃殺、毒殺……」
転入生は教卓の上から降りて近付いてくる。
前方に手を翳し、
「私は…惨殺が好きっ!」
ドサドサッ
五人が倒れた。
頭部や胸部を切り落とされ、辺りに血を撒き散らす。


