イジメと言うのが始まった五日経った日の夜。




時刻1:00。





「ほほぉ、ここが神谷邸」




赤い煉瓦で造られた他の家とは比べものにならないくらいデッカイ。




「そうだ。 因みに息子さんはこの時間帯になると出掛けるらしい」




「詳しいね」




「調べたからな」




当然と言ったように笑うハルルは楽しそう。




「じゃ、こっから別行動だから私もう行くね!」




「ヘマすんなよ」




「分かってるって!」



ここからハルルは神谷邸の中に私は尾行するために別れた。




「イテテ」




昨日今日と顔以外の所を殴られたんだよ。




だんだん酷くなってる。




ま、明日で全てが終わるから頑張ろう!