『誰のための朝ご飯?』
「え?隼汰と悠斗2人のだよ!」
『じゃあ問題ないね。笑
隼汰もう学校行ったから朝ご飯いらないし
俺は二度寝して今起きたから朝ご飯いらない
莉奈姉今日は学校休もう?』
???
ベット近くにある棚から
携帯を見てみると11時30分だった
「無断欠席しちゃったぁー
家事も学校も…」
『気にしなくていいでしょ!』
「…でもさ?」
『莉奈姉頑張りすぎだよ
そんなに無理しなくても
大丈夫だから。
それに無断じゃないよ?
朝、隼汰が起こしに来てくれた時
"朝食は大丈夫だから!"っ言ってたし
"俺らの担任と莉奈姉の担任に
欠席って連絡してもらえるように
俺のお母さんに伝えとくわ"って
言ってたから心配しなくて平気っ!
なっ?だから今日はゆっくり休もう?』
ニカーッと笑った
悠斗にそう言われ心がスーっと
軽くなった気がした。
