「ただいまー
ごめんね、遅くなっちゃって…
すぐご飯作るからね」
リビングのドアを開けると悠斗が
ソファーでくつろいでテレビを見ていた。
『おかえり!莉奈姉!』
「悠斗ただいま!
一人?」
振り返って元気に“おかえり”と
言ってくれた悠斗だったがすぐに
テレビに目を移した。
あれ?…なんだか一瞬…切なげな顔をした?
『隼汰、風呂入ってる。
さっき入ったばっかだから
まだ全然出てこないと思う』
「あ!そうなんだ!
今日お泊まりする?」
『うん、今日お母さんたち
おばあちゃん家行ってて
帰ってこれなさそうなんだよね
一人寂しいし泊まる~』
「高校生のイケメンくんが
なーに言っちゃってるんだかー!笑
ごめんね、それよりお腹空いたよね
すぐ準備するから待ってて!」
『あ、俺も手伝うよ!』
「ほんと?!ありがとう!
隼にもその言葉教えてあげてよ!」
さっき怒ったと思ったけど
そんなことないのかな?
