-翌日
「ん~!気持ちいい~!!」
地元から車で2時間。
菜月さんの運転で後ろの席に悠斗と隼汰、
助手席に座る私の膝には抱っこで眠る
甘えん坊の悠真が座っていたから
少し疲れた。
両腕を上にぐ~んと伸ばして
海の風を感じていると
後ろからガバッと抱きしめられる
「キャッ///」
『今だけでいいの』
甘えるような悠斗の声
私は振り返って悠斗の背中に手を回す
「なーに?甘えんぼ悠斗なの?」
『うるせぇ…//
夏休み前半ここに来ちゃったから
どこも連れていけないけど
地元戻ったらいろんなところ行こうな?』
「ほんとっ?!
嬉しい!!
ねぇ、悠斗…?」
『ん?』
「綺麗な女の人にナンパされても
私のこと捨てないでね?」
来る前からずっと不安に思っていたことを
勇気を振り絞って言ってしまった。
『そっくりそのまま莉奈姉にお返しします』
笑いながらそう言われて海の家に戻った
