私たちに数分あった二人の隙間は 悠斗の手によって一気に縮まり 苦しいぐらいに抱き締められた 『莉奈姉がいい 莉奈姉じゃなきゃいやだ 莉奈姉が好きなの 莉奈姉が彼女がいいの 莉奈姉が…』 興奮気味に悠斗が言った 『莉奈姉…』 呼ばれて悠斗を見ると 下から見上げていて 甘えた顔をしていた どちらからともなく近付く唇 チュッー 『やばい…莉奈姉が彼女だって…』 そう呟きながら悠斗が抱き締めるから 私は悠斗が現実を見るまで(笑)、 首の巻き付けていた手で 悠斗の頭を撫でていた