大っ嫌いなアイツに恋をした。




「わっ!」


「危ねぇ!!」



あたしは橘の胸にスッポリ収まるように倒れ込んだ。



「……っ!?」



「ったく、ドンくせぇな。」




すぐ近くに橘の端正な顔があって……



「わっ!ご、ごめんっ!」



慌てて離れた。


何だかお互い気まずい雰囲気が流れる。



「あ、もうこんな時間だし最後にもう一個乗ろっか!ジェットコースターにする?」



ドキドキを隠すためにそう言うと、橘はジェットコースターと違う場所を指差した。


「最後はあれしかねぇだろ。」



橘が指したのは……



「か、観覧車!?」