大っ嫌いなアイツに恋をした。





色々お土産を選んでいると、リボンをつけた可愛いクマのキーホルダーが目に入った。



「…かわいいな〜」


それを手に取り眺めているとあたしはハッとして後ろを振り返った。


よかった…橘いなくて

アイツに見られたらそんな可愛いヤツお前に似合わないとか言われそうだもん。


あたしは見られる前にキーホルダーを棚に直した。



そしてあたしはクマのキーホルダーを諦めお土産を買い終えた。



「あれ…橘、アイツどこだ?」



お土産屋さんを出てさっきのベンチを見ても橘はいない。


ウソっ!?アイツあたしを置いて帰ったとか!?


まさかの放置!?


アイツ〜〜!!



「おい、こっちだバカ!」



そのとき、後ろからグイッと手を引かれバランスを崩したあたしはそのまま後ろに倒れた。