「んじゃ、行くか!」
そう、あたしの手をさりげなく繋いできた。
「……ちょっ、何してんの!?」
あたしは繋がれた手をブンブン振った。
も〜!!離れろっ!
だけど、橘は指を絡めてきた。
「今日は身体で恩賞してもらうつったよな?お前に拒否権ねぇからな?」
イジワルな瞳はあたしを捉えて離さない。
何を考えているかわからないその笑みに身体が震えた。
ってか、いつの間にか“恋人繋ぎ”と呼ばれるものに変わってる!?
本当に橘は何を考えてるの?
デートと言う名の拷問は始まったばかりです……ハハッ
「って、どこ行くのぉお!?」

