「は?モノじゃねぇよ。」


なっ……!!


「わかった!焼豚3枚に煮卵2つトッピング追加してあげる!!…こ、これで文句ないでしょ?」



必死なあたしを見て吹き出すように笑う橘。


「だから、ラーメンじゃねぇって。モノじゃないから。」


はぁ!?

食堂1!いや、この辺のラーメン屋なんかよりずっと美味しいラーメンを奢ってやろうって言ってんのよ!?


それなのに……



「お前には身体で恩賞してもらう。」



………ん?



「え、……今なんて?」


もしかしたら聞き間違えかもしれないし。
きっと、聞き間違えで……



「は?だから、身体で……」



「……か、からだ?……身体ああ!?」



何言ってんのコイツ!?



「へ、変態っ!ドスケベっ!」



「ちょ、黙れ!職員室前だぞ!」



無理矢理橘の手のひらによって口を塞がれる。


もう、この際職員室前だとかどうでもいい!