「あたしといて何にも思わないの?ってやつ」
「……た、橘は、いつも余裕で…あたしと二人きりでも何とも…んっ」
言葉を遮るように、強引にキスをする。
「バーカ、せっかく人が抑えてやってんのに」
キョトンとする笹原のおでこを軽く指で弾くとムッとした顔をする。
だから、いちいち可愛い反応すんなっての。
「意識、しないわけねぇだろ。お前よりずっと、ドキドキしてるっつーの!」
チュッとおでこにキスをすると、瞬く間に真っ赤になっていく……
そんな反応するお前が、美優が悪い。
「つーことで、この後は俺の好きにしていいよな?」
「……えっ!?な、何て!?」
真っ赤にしたと思えば、驚いた顔で俺を見つめる。
本当、いつ見ても飽きねぇの。
「だーから、襲ってい?」

