大っ嫌いなアイツに恋をした。





何やってんだ…俺は


アイツといると、調子狂うんだよな…


いつもの俺じゃいれなくなるっつーか…


って、呑気にカルピスなんかいれてる場合か?



また部屋に戻って、笹原と二人きりで…耐えられる自信があるのか。


いや、ねぇな、普通に。


でも…笹原は大切にしたい。


こんな風に想う相手は初めてで、正直どうしていいのかわからない。


「……家、呼ぶんじゃなかったかもな…」



和樹に妬いて、強引に腕引っ張って、うちに来いだ?
ガキかよ、みっともねぇわ。


そもそも、あのバカは俺と家で二人きりって意識してなさそう。


アイツ、バカだからな。

仲良くゲームしてさようなら〜とか思ってたんだろうよ。


でもまぁ、今はそれで…いいかもな….



カルピスが二つのったおぼん片手に部屋のドアを開けると、笹原は大人しく丸テーブルとベッドの間にちょこんと座っていた。