大っ嫌いなアイツに恋をした。




「こんなとこで偶然だな。友達と来てんの?」




「ええっと…友達っていうかその…」




先輩に振られてからまともに話してこなかったせいか緊張で言葉が吃る。



「今さ、男女グループで遊んでんだけどさ女の子が一人足りなくて…笹原一緒に来ない?」



……えっ!?

一緒に来ないって…



いきなりのお誘い?に驚き狼狽えていると…




「なに人の女、勝手に声かけてんだよ」



いきなり後ろから腕を引き寄せられた。



その相手は言うまでもない

あたしが心から好きな人。



「何で悠月が…」



少し驚いた表情をする永見先輩に橘はフッと笑ってあたしの肩を抱いた。