あたしと橘はバチッと目があってしまう。
な、何で橘が教室に…!?
あたしは慌てて目を逸らす。
隣の女の子はこの前橘が一緒にいた女の子だった。
何だ、やっぱり付き合ってんじゃない!
それを付き合ってないだなんて…!
最低な男だこと。
…ってか、何で教室来たんだろ。
もしかして…
誰もいない放課後の教室でヤラシイことを…!?
動揺したあたしは肘でプリントを机から落としてしまいバサァーっという虚しい音が教室に響いた。
「……最悪」
あ〜もう!
何でこんな目に!!?
すると、橘はあたしの元まで歩いてきた。
そして、あたしと同じようにしゃがむと床に散らばったプリントを拾いはじめた。

