大っ嫌いなアイツに恋をした。




「何であたしがこんなことを……」



大量のプリントを目の前にため息がこぼれる。


番号順にわけろって言われたけど……

1〜10まで本当にバラバラでこんなことしてたら部活にいけない。



でも、一度頼まれたことを最後までやり遂げないと済まない性格のあたしは一人でせっせとプリントをわける。



「はぁ、まだあるよ……」



窓の外を見ると、夕日が沈みかけている。


んーと、伸びをしていたら廊下の方から何やか声がした。


その声はだんだんと近づいて来て…


ガラーっと音を立て後ろのドアが開いた。


「ねぇ、先帰ってろってどうして〜?私待ってるよ、どうせ忘れ物なんでしょ?」



そんな甲高い女の子の声がして、振り返ると


そこには橘と可愛らしい女の子がいた。