大っ嫌いなアイツに恋をした。




花火まだかな〜なんてみんなでワイワイしているとあたしの隣に宮村がやってきた。


「宮村っ!あたし電話したんだけど」



「おお、知ってる。それ、悠月が取ったやつ?」



宮村の視線にはあたしが抱きかかえたふわふわのクマ。


「え……なんで橘って…」


何で知ってるの……?



「わり、ちょっと見かけたんだよ。楽しそうだったからそのままにしよーって」



えっ!?見られてたの?



「な、何で声かけてくれなかったの?そうだったらすぐに……」


すぐに宮村とみんなのところ戻ってた…



「……俺には本当のこと言えよ。悠月と離れたくなかったんじゃねぇの?」



宮村は真剣な表情であたしを見つめた。


何もかも見透かしているような瞳を向けらると思わず戸惑ってしまうほど。