「なぁ、知ってんの?」
睨みを効かせて詰め寄る男にあたしは少し後ずさりする。
「し、知りませんからっ」
身の危険を感じて愛美の手を引いて走り出そうとすると、男に肩を掴まれた。
「まあ、待ってよ。このまま帰すわけないじゃん。せっかくだしオレらに付き合ってよ」
ニヤリと笑い肩を抱き寄せてきた瞬間
「触んなっ」
本能のままにその男を投げ飛ばしていた。
酷い音がして男は地面に倒れる。
あっけらかんとしている残り二人の男。
ああ、ついいつもの癖でやってしまった…と思ったときには遅かった。
「…っテメェ何してくれてんだ、あ"?女だからって調子のんじゃねぇぞ」
怒り狂った男が愛美の腕を強引に掴む。
「…っちょっと!その子は関係ないでしょ離して!」

