大っ嫌いなアイツに恋をした。




「……嘘でしょ」



「嘘じゃねぇし」



そういえば電気!まず電気つけなきゃ!


確かこの辺にスイッチがあったはず!


そう、電気のスイッチを押した。


だが一向に電気はつこうとしない。



「え……?どうなってんのこれ」



「この部屋早朝と夕方しか電気つかねぇよ。ここ別館だろ」


そ、そうなんだ……って



「じ、じゃあどうしろって?暗いとこに閉じ込められたままどうすればいいの!?」


橘の言う通りここはあたしたちの教室のある本館ではなく別館。

渡り廊下でつながれている南館や北館とは違いここ別館は少し離れている。


そんでもって別館で授業することなんてなくほとんどが物置場状態。


ということは……人が滅多に通らない。


そして最悪なことに、この資料室には窓が無い。


────おわった。



どうしようと、あたふたしていると橘が口を開いた。


「お前、携帯出せ」