一途な彼は俺様モンスター

空翔さんて、大人…

見た目もだけど、行動ひとつひとつがスマートで、だけど別にカッコつけたりしないし…


今だって、ブラックのコーヒー飲んでるし(笑)

私からしたから、コーヒーをブラックで飲めるのは大人だと思う。




「あの人…めっちゃイケメンじゃない?」

「うんうん♡ヤバイ」




私たちのいるテーブルの周りにいる、他の女のお客さんたちが、空翔さんを見て目をハートに輝かせている。



空翔さん…

ここでも、すごい見られてる……



「さすが東京!あんなイケメンに会えるなんて、ラッキー♪」

「妹とお茶してるなんて、いいお兄ちゃんだよね♡♡」


う…(汗)

私、妹だと思われてる……


これでも、もう高3ですけど(汗)

もうすぐ18歳ですけど〜




「ベットとデスクは、3日後に家に着くんだっけ?」




空翔さんが、思い出したように私にそう聞いてきた。




「そうです、3日後に届けるって…」

「んじゃ、3日間…お前ベットなしか……」

「大丈夫ですよ!布団は7時頃に、家に届けてもらえるし…3日くらい床で平気です!」

「・・・・」