一途な彼は俺様モンスター

夜中に起きて、キッチンに行くなんて滅多にないな。


そんなことを考えながら、リビングに入り、キッチンに向かい冷蔵庫を開ける。

そしてミネラルウォーターを出して、コップについだ。




ん…?


ペットボトルの水を冷蔵庫にしまい、コップの水を飲もうとした時…

ふと、流し台のシンクの中に目が止まった…



何これ……血!?




シンクの中に、一滴の血がついていた。

それはどう見ても血液で、まだ乾いていない状態だった。



綺麗好きのお兄ちゃんが…

これを見てほおって置くわけないしな…


私は不思議に思ったが、その血を流しの水で流し、コップの水を一気に飲み干したあと、小走りで2階へ駆け上った。


自分の部屋に入る途中、お兄ちゃんの部屋のドアで足を止める。

さっきの血を見て、お兄ちゃんが少し心配になった私…

でも今は夜中だし、お兄ちゃんを起こすわけにはいかないから…聞くなら、明日聞いてみよ。



私はお兄ちゃんの部屋から離れ、自分の部屋のドアをそっと開けた。


部屋に入った瞬間…

湿っぽいジメッとした空気を感じた。




湿気がすごいな。

エアコンつけよ…


えっと…リモコンは・・・



リモコンを探そうと、部屋の電気のスイッチを入れた…その時・・・