一途な彼は俺様モンスター




そういうの好きじゃないって…

どういう意味だろう…

別に深い意味はないのはわかってるけど、ちょっと気になっちゃうな。




「この部屋を、お前の部屋にしようと思うけどいいか?ずっと誰も使ってなかったど、壊れてるとこはないみたいだし…」

「…こんな広い部屋、使っていいんですか?」

「俺の近くの部屋で、空いてるのはこの部屋くらいだし…空き部屋なんだから気にすんなよ」




俺の近くの部屋…

そこにこだわるのも、ただ私がパートナーだからだよね?





「ベットと布団とシーツ…あとテーブルとかもいるな」


ベット?

テーブル??



「そんなのいいですよ!私床で寝ますし、テーブルもいりませんっ」

「・・・・」


そう言うと、空翔さんは私にぐっと顔を近づけてきた。




「そんなに俺に金を使わしたくないんだったら、お前の部屋は俺と一緒にさせるぞ?」

「えっ…」


空翔さんと、一緒の部屋!?




「つーことは、着替えするとこも寝るとこも一緒だな」

「・・・・・(汗)」

「それならそれで、俺は構わない。じゃ、シーツもベットも買いにいかなくてい………」

「か、買ってい頂いていいでしょうか…(汗)!」