この前…同じ一族の友達が、こんなことを言ってた…
「ねえ…最近ここに出入りしてるヴァンパイアかっこよくない?」
「ああ、あの男の子2人組でしょ?」
お母さんと買い物に出かけた時、先に外に出ると近所の少し歳上のお姉ちゃんたちがそんな会話をしていた。
「多分あたし達と同い年くらいだよね?あんなかっこいい人初めて見た~」
「モンスターだけど関係ないよね♥今度話しかけてみようかなー」
「私も♪」
お姉ちゃんたちの会話を聞いて、胸が痛かった…
あのお姉ちゃんたち…
空翔と楓雅と友達になりたいってこと?
楓雅は別にいいんだけど…空翔は・・・
私の心の中は、なんだかすごく沈む。
空翔とは、仲良くして欲しくない!!
ぎゅううぅ
川で尻もちをついた私に、手を差し延べる
空翔。
私はその手を、力強く握った…
「いてて、なんだよ」
「別に~」
両手で空翔の手を握り立ち上がり、痛がる空翔にニシシと笑う私。
空翔はそんな私のおでこをぴんと叩き、クスッと笑った。
この笑顔を独り占めしたいよ…
それって…
どいうことなんだろう……
当日はその理由が分からなかった。
けれどその3日後…
私は空翔から、思いがけぬことを言われた。
“浅海は俺のパートナーになればいい”
嬉しかった。
空翔のパートナーになれば、ずっと空翔と一緒にいられるんだから…
その日家に帰ったあとも、嬉しい気持ちが抑えられなくて、お父さんにこんな質問をしてみた。
「お父さん。パートナーって何?」
「んー?」
リビングで新聞を読むお父さんに、後ろから抱きついて聞く私。
空翔からパートナーのことは昼間聞いているため、本当は意味は知っているのだが、再確認して幸せを噛み締めたかった私。
「パートナーか?うーん…」
「どういう意味なのー??」
「ねえ…最近ここに出入りしてるヴァンパイアかっこよくない?」
「ああ、あの男の子2人組でしょ?」
お母さんと買い物に出かけた時、先に外に出ると近所の少し歳上のお姉ちゃんたちがそんな会話をしていた。
「多分あたし達と同い年くらいだよね?あんなかっこいい人初めて見た~」
「モンスターだけど関係ないよね♥今度話しかけてみようかなー」
「私も♪」
お姉ちゃんたちの会話を聞いて、胸が痛かった…
あのお姉ちゃんたち…
空翔と楓雅と友達になりたいってこと?
楓雅は別にいいんだけど…空翔は・・・
私の心の中は、なんだかすごく沈む。
空翔とは、仲良くして欲しくない!!
ぎゅううぅ
川で尻もちをついた私に、手を差し延べる
空翔。
私はその手を、力強く握った…
「いてて、なんだよ」
「別に~」
両手で空翔の手を握り立ち上がり、痛がる空翔にニシシと笑う私。
空翔はそんな私のおでこをぴんと叩き、クスッと笑った。
この笑顔を独り占めしたいよ…
それって…
どいうことなんだろう……
当日はその理由が分からなかった。
けれどその3日後…
私は空翔から、思いがけぬことを言われた。
“浅海は俺のパートナーになればいい”
嬉しかった。
空翔のパートナーになれば、ずっと空翔と一緒にいられるんだから…
その日家に帰ったあとも、嬉しい気持ちが抑えられなくて、お父さんにこんな質問をしてみた。
「お父さん。パートナーって何?」
「んー?」
リビングで新聞を読むお父さんに、後ろから抱きついて聞く私。
空翔からパートナーのことは昼間聞いているため、本当は意味は知っているのだが、再確認して幸せを噛み締めたかった私。
「パートナーか?うーん…」
「どういう意味なのー??」



