「待って」


神崎直人が振り返った。
「まだ、返事してない」

なんか変な口調だ。
「返事は、分かってるから」


そして、帰ろうとした神崎直人の背中に向かって大声で

「うちも、神崎直人の事が好きで好きでたまらないの………この気持ちどうにかしてよね」

そんな事をこんな場所で言った。

神崎直人は振り返って真っ赤になりながら………

「手……繋ご」

そんな一言を言った。

「うん」

まだ慣れないけど
多分ゆうちゃんは、うちと、神崎直人をくっつけようとして神崎直人に取り付いたんだなぁ?

と、思った。

こんな少女漫画みたいな話が起こりえるの!?

って思った。


数ヶ月の物語だった。



また、ゆうちゃんと出会いたいな♡

けど今は、神崎直人でいーや

けどまた、ゆうちゃんに会いたい気持ちは、変わらない

だって、幼馴染だったからね


ゆうちゃん好きだった。
いやゆうちゃんが、今も好きなのかもしれないな