『どーせ俊もそこまで好きじゃないんだし。 2人でどっか行けば?』 玲太は淡々と言ってるけど、 絶対コイツわざとだ。 ……正直、あたし的には嬉しい。 けど……、長井は……。 『じゃあ行こうか、永井さん』 「へっ?」 ぐいっと長井に腕を引かれた。 えっ、えぇっ? えーっ!? その瞬間の心臓の音は、 とにかく五月蝿かった。 でも、永井さんって何なの。 いつも永井じゃん。