『じゃー、次のクラス来ちゃうんで 片付けてくださーい』 二年劇の実行委員の人に言われ、 芽衣梨は『やば!』と焦って走り出した。 芽衣梨は芽衣梨で仕事があるんだろう。 だらだらと話している時間はどうも無いらしいので あたしらも慌てて荷物を持ち、 いったんクラスへ戻ることにした。 体育館に控え室とかあるわけがないので。 その後もう一度、長井のことを見たけど 彼と目が合うことはなかった。