「玲太、どうした??」 『どうしたは俺のセリフなんだけど』 放課後の教室。 劇練習の休憩中に玲太が隣に座った。 「なぁー、玲太ー。 好きな人いる?」 『…………はぁ?』 玲太が呆れた顔で俺を見た。 なんだよ、そんな顔しなくても。 『……………別に』 「いるんだ」 『いねぇし』 なんだ、玲太にもいるのか……。 玲太の言葉なんて無視してそう思う。