門を潜り石畳の上を歩く 左側には日本庭園が広がり池もあって色鮮やかな鯉が游いでいた。 奈緒が目を丸くして 「うわっ!一斗の家!?…デカっ」 と呟いた。 玄関だけで八畳部屋ぐらいはある。 一斗は翔に 「取り合えずリビングに行ってて」 と言うと二階に上がってしまった。