「私と妹は一卵性の双子なの」 「一卵性?じゃ顔とかそっくりなんだ…」 美咲はゆっくり頷いた。 「見た目はほとんど一緒 だけどね…妹は… 桃花は耳が聴こえない 身体も弱くて…心もね…とても弱くて…」 「幼馴染みの“拓"って言う子と私達はとても仲が良くて、いつも3人一緒に遊んでいたんだ 私たちは拓が大好きだった 2人は同じ人に恋してた…ゴメン…」 一斗は笑顔で、ゆっくり首を横に振った。 「拓は桃花のために手話も一生懸命覚えてくれて とにかく優しい男の子だったんだ」