最後に立ち寄ったのは食品スーパー。 「今日は一緒に作ろうぜ」 「何にしようか?」 「美咲ミートソース作れる?」 「うん、じゃ、パスタにしよっか!」 「美咲、これも…」 一斗が手にしたのはビールだった。 「ダァーメツ!未成年者でしょ?」 一斗は素直にビールを売場に戻した。 「…はい」 「美咲、今日花火やらない?」 「やろっか!」 帰り際に花火も買い、ようやく別荘に帰ることになった。